スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

有意義な事例検討会

先日、大変素晴らしい事例検討会に参加することができました。

会では、私がコメンテーター兼、司会の役を担いました。
そして、10名程度の参加者がいて、参加者は全員その事例に関わっている人でした。

何が素晴らしかったのかと言うと、
まず、全員が発言したということ。
それから、一応、話題提供者のような人がいたのですが、その方は最初の10分程度だけ
一人で話し続けていましたが、その後は他の人がどんどん発言をし始め、
誰が話題提供者かがわからなくなるほどだったのです。

さて、「どこがすごいの?」と思われるかもしれませんが、
私が今まで出てきた事例検討会は、発言が少なかったり、発言者が限定されていたり、
酷い場合は、批判的なことばかりが語られていたりします。
私が今まで参加した事例検討会で、ここまで参加者全員が主体的に分け隔てなく発言されたことはありません。

何が違うのだろうか?と考えてみたのですが、
参加者全員がその事例に関わっていたということが違っていたのだと思います。
みんな困っていて、当事者意識を持って参加していた、ということが大きいように思います。

臨床心理士の行う事例検討会は、発表者しかその事例に関わっていないので、
参加者全員が当事者意識を持って参加するのは難しくなるのだと思いました。
発表者の事例を聞いて、「私だったらもっと上手くできる」と多くの参加者が思っている
事例検討会はたいてい実り少ない会になるように思います。

参加者に当事者意識を持たせる工夫

これが今後の事例検討会を行う際に必要になってくるのではないでしょうか?
スポンサーサイト

豚の鳴き声までも・・・

先日、森俊夫先生と黒沢幸子先生の研修会に参加してきました。

2人の先生の研修は今まで何回か受けたことがあるのですが、
毎回、そのチームワークの素晴らしさに感動します。
先生方は「うちらはチームティーチングが売りですから」と自信満々におっしゃっていました。
確かに、自信満々におっしゃるだけのことはあります。
私も、いつかは先生方のようなチームを組めるような人と出会ってみたいと願います。

さて、その研修、大変面白かったのですが、その中での黒沢先生の言葉が特にユニークでした。

ブリーフセラピーでは、クライエントのリソース(既に持っているもの)を活用することを重視します。
その活用の仕方を例えると
中国では、「豚の鳴き声以外は全部食べる」と言いますが、
ブリーフセラピーでは、「豚の鳴き声までも食べる(活用する)」というくらいの徹底した姿勢が必要です。

うーん、面白い!

連想が広がる素敵なお話でした。

面接の「うで」とは?

臨床心理士をやっていれば、誰しもが思う

「うで」を上げたい

さて、この「うで」は何で決まるのでしょうか?

今まで、いろいろと考えてきたのですが、僕個人としては
次の4つで決まるように思います。

1.感じ取る力
2.基本的態度
3.見立てる力
4.(面接における)文脈の把握と構成

1.感じ取る力
そもそもこれがボケていては全てがズレていってしまいますから、とにかくこれは非常に重要だと思います。

2.基本的態度
感じ取るだけでは不十分でそれが相手に伝わらないといけません

3.見立てる力
専門家によっては「必要ない」という意見もあるようですが、私はこれなしにはクライエントを危険にさらすこともあると思いますし、見立てが適切であればクライエントの負担を最小限にして改善していくことができると思います。

4.(面接における)「文脈」の把握と構成
今行われている会話がどんな流れか、どこに向かっていくのかを把握し、
クライエントに無理のないようにその流れの先を目指すべき方向に向けていく。
これができないと適切に見立てられていてもそこに向かうことができません。
これも専門家の間で、賛否両論あるでしょうね。おそらく否のほうが多いでしょうが・・・。

先日、駒澤大学の院生への授業を行った冒頭で、このようなことを述べさせていただきました。
(実際にはちょっと違うようにいったのですが)
この4つをバランス良く磨いていくことを心がければ「うで」が上がっていくのではないかと思います。
プロフィール

mochisyu

Author:mochisyu
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。