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盗撮(痴漢)のカウンセリング現場から私的最新知見

盗撮(痴漢)のカウンセリングを担当することが非常に増えてきておりまして、
それなりに、経験から得られた知見がまとまってきたので、
その一部をブログに書いてみたいと思います。

いったい、盗撮を行っている(行ったことのある)人は、日本にどれくらいいるのでしょうか?
今現在、盗撮を行っていて捕まったことのない人を含めると、驚くべき数にのぼるのではないかと思います。
一昔前までは、一部の性的な傾向に問題のあるような人が行っていたのが、
最近では、そうでもないような方が盗撮を行っているような印象を受けます。

これには、スマートフォンの普及によって、盗撮が手軽になってきたこと、
インターネット上で、盗撮の手口が簡単に調べられるようになってきたこと、
などが、大きな要因になっているように思います。

スマートフォンを持ったまま、どこにいても不自然ではなく、またカメラのシャッター音も消すことができる
あるいは、カメラではなくて、動画の撮影をすることで、スマートフォンを持ったままで盗撮を行うことが
可能になってきているのです。非常に手軽で、かつ、「バレにくい」ということが
多くの人を盗撮に走らせているような印象を受けます。

ごくごく普通の人が盗撮を行うことが増えてきているのですが、
一度でも盗撮を行ってしまうと、そこから「依存症」という抜け出すのが非常に困難な状態に陥ってしまいます。
興味本位から入って、抜けられなくなる構図は、薬物依存のそれと酷似しています。

「依存症」になってしまうと、もはやそれを止めるのは困難です。
会社をクビになろうが、
愛する家族が深く傷つき、「もう二度とやらないで」と泣かれようが、
盗撮している人を捕まえてお金を脅し取る専門の人から莫大なお金をとられようが、
です。

私の印象では、盗撮を行う人の多くは、社会的な地位がそれなりにしっかりしている人が多く、
それこそ「良識」というものを持っている人なのです。でも、そういう人が上記のような状態になっても
盗撮を繰り返す。
これは、頭でダメだとか、止めようと思っていても止められないということを表しています。

もっと、行動レベル、身体レベルでの修正が必要なのです。

それから、さきほど「バレにくい」と書きましたが、実は「バレにくい」のは最初だけで、
いつかバレてしまいます。というのも、盗撮を頻繁に繰り返している人は、
「自分はバレない」という誤った信念がどんどんと膨らんでいき、
次第に行動が大胆になっていく傾向があるからです。
こうして、誤った信念が膨らんだ末に捕まってしまうと、今度は
「人に危害を加えたわけではない」とか、「今回は、たまたま捕まっただけだ」などと
さらに歪んだ信念につながっていくのです。それが再発につながっていくことは言うまでもありません。

現在、多くの方が、カウンセリングに来ていますが、そのほとんどが
何度も捕まったことのある方です。そして、そういう方も自らカウンセリングに来ることはほぼありません。
家族の方に強く促されての結果なのです。

もちろん、盗撮のことを他人に相談するなど、屈辱的なことであり、恥ずかしいことでもあるでしょう。
それもカウンセリングに足が向かない大きな理由のひとつだと思いますが、それ以外に
これだけ盗撮を繰り返しているにも関わらず、「自分は普通だから行く必要がない」という信念があるのです。

確かに、これはあながち間違ってはいません。ただし、「盗撮を止められたら」という条件がつきます。

盗撮を自力で止めるのは非常に困難です。それだけでなく、家族の力を借りても困難です。
もっと言うと、専門家の力を借りてすら困難であると言わざるをえません。
盗撮や痴漢のカウンセリングや治療については、まだまだ発展途上で、十分な成果を挙げうる理論があるわけでは
なく、専門家もみんな手探りで行っている現状があります。
でも、専門家の力を借りた方が改善する可能性が高まるのは確かだと思います。

私の元に訪れる方は、何度も盗撮を繰り返した末に、何度も捕まったり誰かにバレてしまった方が多いです。
「もう少し早く、来てくれれば」と思わずにはいられません。

東京(立川)での盗撮(または痴漢)のカウンセリングは
やまき心理臨床オフィスにて行っています。
http://www.yamakioffice.com/





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