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盗撮の再犯予防についての一考察

盗撮を止められなくてカウンセリングに来る方が相変わらずとても多いです。
今回は、盗撮の再犯予防についてのちょっとした考察を書いてみたいと思います。

まずは、盗撮の再犯率は高いと言われていますが、データ上は約36%の方が5年以内に再犯しております。
その根拠となる「犯罪白書」のデータはこちら
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/62/nfm/images/full/h6-4-4-03.jpg

このデータは、実際に再犯をして捕まった方のデータになりますので、
再犯しているけれども捕まっていないという方もいることを加味すると、
再犯に至る確率はもっと高くなるのではないかと思われます。

次にこちらのデータをご覧ください
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/62/nfm/images/full/h6-4-4-05.jpg
これによると、再犯する方の半数は「90日後~900日後」に再犯していることがわかります。
よって、私は、「捕まってから半年後から3年くらいまでが再犯リスクが高まる時期である」と考えております。

カウンセリングをご利用いただく場合は、
「カウンセリングはどのくらい通えば良いですか?」とよく聞かれます。
実際には、1回だけカウンセリングを利用して、カウンセラーの見解を聞いて、後は自分でやっていくという人もいます。
また、半年ほど集中的に利用して、主に環境調整(盗撮に至りにくい環境を作る)を行い、
再犯防止の土台を築くところまでカウンセリングを行うという人もいます。
それから、その後、3年くらいかけてじっくりと再犯防止に向けての取り組み(条件反射制御法など)を行っていき、
ある程度成果が確かめられた時点で終了とする人もいます。
それから、ある程度の成果が確かめられた後も、1年に2~4回くらいのペースで細々と続けていくという人もいます。
こういう方は、数年たつと、カウンセリングの中では盗撮の事だけではなく日常の事を振り返りながら
よりよい人生の歩み方について考えていくというようになっていきます。

以上、結局何が言いたいのかと言うと、カウンセリングは再犯率のリスクに対応して、その時期にふさわしいアプローチを
行っていく必要があるということと、カウンセリングをどこまで行うのかは、その方次第ということです。

盗撮や痴漢の再犯予防のカウンセリングは
やまき心理臨床オフィス


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